2020年1月20日(月)深夜24:59から放送がスタートする冬の新ドラマ「やめるときも、すこやかなるときも」
「やめるときも、すこやかなるときも」は窪美澄(くぼみすみ)さんの小説を原作として、ドラマでは8つのアジアの国(香港やインドネシア、タイなど)でも日本と同時期に放送が決定している注目作品です!
海外でのドラマタイトルの表記は「Us Forever」。
このタイトルには”ともに生きる”という意味が込められているそうです!
今回はドラマ化される「やめるときも、すこやかなるときも」の
- 原作のネタバレ
- ドラマの登場キャストやあらすじ
について紹介していきたいと思います。
「やめるときも、すこやかなるときも(やめすこ)」のあらすじ!
欠けた心を抱えた彼と彼女。
二人は、相手を想う純粋な気持ちではなく、「自分のために」恋愛を始める――
彼も、彼女も、自分の幸せを諦めたくないだけなのかもしれない。
変えられない過去との向き合い方にもがく彼。
変えたい今を持ちながら捨てられずにいる彼女。
一見前向きに生きているように見える人間でも、必死に隠しているかけた心。
ともに生きるとは、互いの荷物を一緒に背負うことだと気づいた時、恋愛はどこに向かうのか。彼らが選ぶ人生とは。
人を想う優しさと、身勝手な残酷さに揺れる…
「好き」だけでは前に進めない二人のラブストーリー
やめるときも、すこやかなるときも…
引用:https://www.ntv.co.jp/tomoniikiru/
「やめるときも、すこやかなるときも(やめすこ)」の登場人物とドラマキャストを紹介!
須藤壱春(すどう いちはる):藤ヶ谷太輔
もうすぐ32歳。原因がわからない”記念日反応“が起こり過去に苦しむ主人公。
哲先生の椅子を展示会で見て、目を惹かれ家具職人に弟子入り。
女性関係はだらしない。朝起きたら、記憶がなく知らない女が横に寝ていることがよくある。
須藤壱春役はKis-My-Ft2の藤ヶ谷大輔さんが演じます^^
本橋桜子(もとはし さくらこ):奈緒
文進堂というパンフレット制作会社で営業を担当している。
高校生のような見た目をしているが、仕事はよくできる。
考えすぎてしまう性格で、告白してもよく振られてしまう。
恋愛そのものに向いておらず、壱春とは対照的な性格。
本橋桜子役は奈緒さんが演じます^^
妙子(たえこ):未定
須藤壱春の大学時代の同級生。
仲の良かったグループの母親のような存在。
世話焼きで、落ち着いていることから、皆からは「おかん」と呼ばれていた。
哲先生(てつ):未定
壱春が弟子入りした師匠。
壱春が独立するときに、自分の持っていた道具と工房をあげて引退した。
柳葉(やなぎは):未定
壱春より2歳年下。結婚していて、もうすぐ2人目の子どもが生まれる。
壱春と同じ時期に哲先生の元へ弟子入りしたが、柳葉君のほうが少し早かったので壱春の先輩にあたる。
父親のネジ工場を継ぐため、家具職人を辞めるがすぐに潰れて、今は母が残したスナックを営んでいる。
(妙子・哲先生・柳葉君を演じる役者さんはまだ発表されていないので、わかり次第記載していきます!)
「やめるときも、すこやかなるときも(やめすこ)」のネタバレ!
<ここから先はこちらの原作小説のネタバレが含んでいます>
あさ、壱春が目を覚ますと隣には知らない女性が寝ている。
昨日のことを思い出そうとするも、記憶がなく女性と一緒にいたことすら覚えていない。
その女性の背中を揺らしてみるも、深い眠りについていて、全く起きる気配がない。
背を向けて寝ていて、顔は見えない。態勢を変えてあげようとするも、このまま顔は見えないほうがいい気がして、自分の家の鍵とメモをそえて仕事場の家具工房へと向かう壱春。
時間が経つにつれて、だんだんと記憶がよみがえってくる。
その女性と出会ったのは妙子(壱春の大学時代に仲の良いグループにいた女性)に誘われていった結婚式のときに会い、2人で会場を抜け出してbar行ってから記憶がなくなったのだった。
家に帰ると女性の姿はなく、鍵と女性の名前や連絡先、そして謝罪のメモ書きが置いていた。
しかし、壱春は謝罪の文章のところだけ読み、紙を丸めて捨てる。
もう今後関わることはないだろうということで、名前は見なかった。
その後、母親から電話がかかってきて「結婚の予定」について聞かれたが、
壱春は18歳のときに起きた、”あの日の出来事”があってから一人で生きていくことを決めていた。
そして、月曜日の午後。
壱春が椅子作りをしていると、文進堂の営業をしている本橋桜子という女性が工房に訪ねてきた。
今度やる個展でパンフレットを作ろうとして、業者に発注していて、その件についてだった。
打ち合わせをしばらくして、ひと段落ついたときに、本橋桜子が
「あの・・・」
「お、覚えていませんか?」
と泣きそうな顔で話しかけた。
実は、最初に出てきた壱春が朝起きたときに隣に寝ていた女性は本橋桜子だったのだ。
背をぬけて寝ているときは髪は長かったが、その日は髪を切りに行って短くなっていた。
そして、家に置かれていた名前と連絡先が書いた紙があったが、壱春は名前を見ていなかったので同じ人物だということに気づかなかった。
・結婚式の会場でたまたま出会って、2人で抜け出して翌朝隣に寝ていた人
・パンフレットの発注をして、営業に来た人
が同じ人だったことに驚く壱春。
ものすごく低い確率のことが起きるものだ。
そして、月日が経ち12月を迎えようとしてる。
壱春はある病を抱えていた。
12月のある特定の日にだけ起こる症状で、正式な病名はなく”記念日反応”と呼ばれていて、そのときは壱春の声が出ない時期なのだった。
18歳の翌年から毎年12月が近づくと、同じ時期に起こる記念日反応。
耳は聞こえるため、紙とペンがあれば生活はできるが、できるだけその時期には人と会う用事は入れないようにしている。
12月になったある日、たまたまパンフレットの打ち合わせの約束をしていた本橋桜子が工房に訪れた。
しばらくやりとりをしていると、話している途中にいきなり壱春の声が出なくなってしまった…
何も知らない本橋桜子は焦り、壱春のことをとても心配していた。
声が出ない症状が出ているときに、自分のことを心配してくれる人が初めて現れたことで、壱春は誰かにそばにいてほしかったのではないかと気づく・・・・・