2019年12月30日(月)に「日本レコード大賞2019」が行われました。
毎年恒例となっている日本レコード大賞ですが、今回の大賞を取ったのは米津玄師さんが作詞作曲でFoorinが歌っている「パプリカ」
大賞を獲得した『パプリカ』ですが、「レコード大賞の審査基準を満たしていない」ということで話題になっています。
今回は「日本レコード大賞の審査基準」や「なぜパプリカが受賞されたのか?」ということについて見ていきたいと思います。
「レコード大賞2019」パプリカは審査基準対象外なのになぜ大賞?
レコード大賞の作品対象は「2018年10月以降にリリースした曲の中」で、大賞が発表されます。
しかし、今回大賞に受賞した『パプリカ』は2018年8月15日リリース。
レコード大賞の作品対象外のものが受賞したことで、
「なぜ審査基準を満たしていない作品が受賞したのか???」
と疑問に思いましたので、レコード大賞の審査基準について見ていきます。
日本レコード大賞の審査基準
日本レコード大賞の審査基準について日本作曲協会のホームページにはこのように書かれていました。
作曲、作詩、編曲を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な作品とする。
優れた歌唱によって活かされた作品で大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映、代表したと認められた作品に贈る。
審査対象は「優秀作品賞」に選ばれた作品とする。
これを見る限り、曲自体は素晴らしいですし、『パプリカ』はほとんどの子供が踊ることができるぐらい人気の作品です。
Youtubeの動画は1.5億回再生もされています。
レコード大賞受賞の作品は2018年10月以降にリリースした曲とありましたが、審査対象には「2018年10月以前であっても、顕著な売上や影響があったものは選考の対象になる」とのことでした。
パプリカが規定違反だと思っている方へ。
2016年の第58回日本レコード大賞の文書より引用
審査対象は「2015年10月21日以降に発売された音楽ソフト」で「上記以前の発売ではあっても、審査期間内に顕著な売上、影響を示したレコードは、選考の対象とする」と書かれています。https://t.co/eFpT4yhyHb
— ❤️めいてゃん&はぶみ&よだっちょで3人乗り&やんちゃる系めいふぃっしゅ❤️(坂道垢) (@fish_meimei) December 30, 2019
このことから『パプリカ』がレコード大賞2019に選ばれたのでした。
確かに顕著な売上や影響を与えたと言われれば納得ですね!
失礼します。散々ツイッターで指摘されてますが、審査基準には「2018年10月以降顕著な流行が見られたもの」も含まれると書いてありますよ。訂正したほうが良いと思います。
コメント、そして詳しい情報提供までありがとうございます。